2020/05/14
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
緊急事態宣言の中、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
大阪も少しづつではありますが感染者数が減ってきており、
一時期に比べると落ち着きつつあるのかなという気がいたします。
もちろんここで気を緩めてはいけませんので引き続き感染予防には
気を付けて、不要な外出を避けるようにするべきなのかと思います。
皆さま頑張っていきましょう!
当院も感染予防のため、換気はもちろん、手指アルコール消毒の徹底、
フェイスガード、ゴーグル、防護服の着用、歯科器具の滅菌の徹底、
次亜塩素酸水の噴霧などいつも以上に様々な対応を行っております。
歯科治療や予防歯科は不要なものではもちろんありませんので
皆さまが安心して来院してもらえる環境を作っております。
さて先日日本口腔インプラント学会認定研修会に参加いたしました。
感染予防の観点から今回はウェブ配信にて行われました。
自宅ではなかなか集中して拝聴できないので歯科医院にて受講いたしました。
歯科用インプラントの認定医取得のための研修なのですが、
歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)の話や、歯髄温存療法、歯内療法など
さまざまな分野の講義が行われます。
今回特に興味深かった内容として「にしだわたる糖尿病内科院長 西田亙」先生の
講義内容を紹介したいと思います。
COVID-19はACE2受容体を介して細胞内に入ってくることがわかっています。
これは肺胞上皮細胞に多く存在し、それゆえ重度の肺炎を起こすのではないかと考えられています。
このACE2受容体は唾液腺だけでなく口腔粘膜と舌にもあります。
よってウイルスを舌磨きや歯ブラシ、フロスで除去し口腔内を清潔に保つことが重要である。
またウイルス性肺炎に続発する細菌性肺炎を防止するために、歯周病の治療は必須である。
西田先生の見解ではCOVID-19感染症の予防には口腔清掃が重要であるとのことです。
また、口腔機能が低下すると足腰が弱るというデータを出され
歯を失った場合入れ歯よりも歯科用インプラントを埋入して
他の歯を守り、しっかりと噛める状態を維持するべきである。
また歯を失うと顎の骨も弱くなるので
ますます噛めなくなので注意が必要である。
全然顎の骨の厚みが違うのが分かると思います!
歯科医師でなく内科の先生から口腔内の状態を保つことの重要性が伝えられると
専門性が違うのでより説得力がありますね。
特に糖尿病は歯周病と関連性が高いと言われており、いわゆる医科歯科連携が
必要な病気でもあると思います。
こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。
「まつもと歯科」のホームページはこちら:
「まつもと歯科」の矯正歯科専門ホームページはこちら:
http://www.matsumoto-ortho.jp/
大阪府豊中市中桜塚2-20-12-103
大阪大学歯学部卒業 歯学博士 まつもと歯科
2020/04/13
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
4/7に緊急事態宣言が出て、外出を控えておられる方が多いかと思います。
「まつもと歯科」では一医療機関としてスタッフ一同感染対策を十分に行いながら
日々患者様の歯科治療にあたっております。
皆さまのご不便がないよう、当歯科医院としては出来る限りのことをしていければと
思っております。
皆様のご安全をお祈り申し上げます。
さて先月ですが日本口腔インプラント学会認定研修会を受講してまいりました。
これから7か月間研修を受け、日本口腔インプラント学会の認定医を取得できるよう
頑張っていこうと思っております。
こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。
「まつもと歯科」のホームページはこちら:
「まつもと歯科」の矯正歯科専門ホームページはこちら:
http://www.matsumoto-ortho.jp/
大阪府豊中市中桜塚2-20-12-103
大阪大学歯学部卒業 歯学博士 まつもと歯科
2020/04/02
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
コロナウイルスが毎日ニュースされ、なかなか気持ちがついてこない方も
多いのではないでしょうか?
私自身も色々考えますが、厚生局や歯科医師会からの情報をもとに
出来る限りの対策をとろうと思っております。
皆さまが安心して生活出来る毎日が早く来るように祈っております。
先月抄読したインプラント歯科論文を掲載いたします。
エムドゲインの補助的使用の有無による上顎前歯部のリッジプリザべーションの比較評価:RCT研究
Title :Comparative assessment of anterior maxillary alveolar ridge preservation with and without adjunctive use of enamel matrix derivative: A randomized clinical trial Author:Jae‐Hong Lee ,Do‐Hyung Kim, Seong‐Nyum Jeong Journal:Clin Oral Impl Res. 2020;31:1–9.
PURPOSE
エムドゲインの補助的使用の有無により上顎前歯(中切歯、側切歯)の抜歯後のリッジプリザべーションの比較研究を行い、そのレントゲン的寸法変化、不快症状の有無、軟組織の治癒経過を観察した。
MATERIALS AND METHODS
・調査対象母集団 ウォングァン大学テジョン歯科病院の歯周病科で2017年1月から2017年12月までに、上顎前歯(永久中切歯および側切歯)の抜歯後にリッジプリザべーションを受けた合計32人の参加者が募集された。
・適用基準:(a)≥19歳、(b)残存抜歯窩は頬骨プレートの少なくとも50%を保持、(c)抜歯部位での隣接歯の存在、(d)健康または制御された全身状態(e)適切な口腔衛生と安定した歯周状態(プロービングでの出血<20%およびプラーク指数<20%)。
・除外基準:(a)妊娠中または授乳中の女性、(b)現在の喫煙者(1日に10本以上のタバコ)、(c)骨代謝疾患、(d)未制御または未治療の歯周病、および( e)包括的な指示の欠如、またはインフォームドコンセントを提供できない患者
・各患者はランダムにテスト群とコントロール群に16人ずつに割り振られた。全ての抜歯及びリッジプリザべーションは経験豊富な歯周外科医によって行われた。
・テスト群
抜歯窩にトリミングしたBio‐Oss® Collagen 100 mgと、エムドゲインを充填し、Bio‐Gideでカバーした後、モノフィラメントの縫合糸で縫合した。
・コントロール群
エムドゲインは使用せずそれ以外は同様に行った。2週間後に抜糸し、抜歯後、3ヶ月後、5ヶ月後にCT撮影を行った。
RESULTS
・合計32人の参加者、平均年齢55.1歳(31〜71歳)の男性18人と女性14人で構成された。 テストおよびコントロールグループからの1人ずつ追跡評価中に脱落した。 平均年齢57.2歳(31〜71歳)の男性16人(53.3%)と女性14人(46.7%)で構成される30人の参加者が分析に含まれた。
・X線および臨床分析では、2つのグループ間で水平および垂直の骨寸法変化と軟部組織創傷治癒の結果(自然出血、持続的な腫脹、潰瘍形成を含む)に有意差は示されなかった。 2つのグループ間で痛みと腫れの重症度に有意差はなかったが、痛みの持続時間(df = 1.20、p = .008)と腫れの持続時間(df = 1.06,p = .029)は、テストグループで大幅に減少した。
CONCLUSION
EMDの補助的使用によるリッジプリザべーションにより、上顎前歯の抜歯後の術後の痛みと腫れの期間が短縮された。
では皆さまこういう時期ですが頑張っていきましょう!
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。
「まつもと歯科」のホームページはこちら:
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大阪府豊中市中桜塚2-20-12-103
大阪大学歯学部卒業 歯学博士 まつもと歯科
2020/03/24
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
コロナウイルスの影響で外出等もしづらい状況ですが
皆さま体調は問題ありませんでしょうか?
さて先日私が理事を務める歯科医のスタディーグループであるCLUB GPの年次総会が開催されました。
日本でも有数のマイクロサージェリーの権威でもある鈴木真名先生、
JIADSの理事長である瀧野裕行先生、当会の代表である佐藤琢也先生の3人の講演がありました。
鈴木真名先生は歯間乳頭の高さに関する講演で、天然歯、ポンティック(義歯)、
歯科用インプラントのそれぞれの組み合わせで骨からの歯間乳頭の高さの
文献上のばらつきから、考察を加えての発表でした。
症例も多く、文献やご自身の経験、考え方を併せた講演でとても聞きごたえがあり、興味深かったです。
瀧野先生はエムドゲインやリグロスといったグロースファクターと歯肉移植を併用した
ケース発表でこれも様々な文献と併せて、新規性の高い症例発表で私もぜひ使用していきたいと思わせる内容でした。
佐藤先生はいつもながらの細やかな手技や歯科治療上のコンセプト、美しいスライド写真に圧倒されました。
今回は人数を制限し配信をメインで行いました。
コロナウイルス対策で集合写真でもマスク着用です!
こういう状況でも勉強できるのはとてもありがたいです!
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう!
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。
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大阪府豊中市中桜塚2-20-12-103
大阪大学歯学部卒業 歯学博士 まつもと歯科
2020/03/12
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
新型コロナウイルスが豊中市でも出てしまったとのことでご心配されている方は
多いのではないでしょうか?
当歯科医院では元々感染対策に力をいれており、患者さん毎の歯科器具の滅菌や消毒、
滅菌できない歯科器具の使い捨てなどを行っておりますので大きな変わりはないですが
マスクや消毒薬の確保は難しく悩ましく思っております。
皆さまが安心して生活できる日が早く来るように祈っております。
さて先日歯科衛生士の北庄司が外部研修にいった歯科治療の内容をスタッフに向けて講義してくれました。
表題の口腔筋機能療法(MFT)ですが皆さまご存知でしょうか?
口腔筋機能療法(MFT)は歯科矯正器具を使わずに、舌や唇、頬の筋肉を鍛えたり、
うまく使うことによって歯列矯正を行うというものです。
もちろんそれだけ美しい歯並びが得れるかと言えば難しい場合が多いですが、
健康で綺麗な歯並びが得られる一助になるものです。
出っ歯や受け口、前歯がかみ合わないなど小学校低学年までの
特に就学前のお子様に有効ですので興味があればご相談ください!!
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう!
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。
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大阪大学歯学部卒業 歯学博士 まつもと歯科