2024/04/05
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
豊中岡町も暖かくなって、桜が綺麗になってきましたね。
良い季節で気持ちが良いですね!
さて先日東京の方へDr. Ernesto Leeの低侵襲骨造成ハンズオンコースに参加してまいりました。
Dr. Ernesto Lee はGreater New York Academy of Prosthodontics の副会長で、アメリカでインプラント専門の歯科医師として開業されており、歯科用インプラントにおける骨造成術で世界的権威で、最小限の侵襲で成功率の高い術式を開発された歯科医師です。
骨造成とはインプラント時に骨が足りない際に、骨を足す際に行う歯科治療です。
インプラントは骨に埋入する必要があります。
しかし、歯周病や虫歯で歯を失った場合、往々にして骨も少なくなっていることが多いです。
そのような際に行う術式になりますが、残念なことに腫れや痛みが出やすい歯科処置でもあります。
それを低侵襲で行う術式を開発したのがDr. Ernesto Leeになります。
論文でしか見たことがない先生に実際に講義やハンズオンをしてもらい、大変勉強になりました!
今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。
こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。
「まつもと歯科」のホームページはこちら:
http://www.matsumoto-dentalclinic.jp/
「まつもと歯科」の矯正歯科専門ホームページはこちら:
2024/03/30
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
豊中岡町も花粉がすごいですね。
花粉症持ちには嫌な季節になってきましたね。
さて先日私が理事を努めます歯科医師のスタディーグループであるCLUGPの定例会が開催されました。
今回の定例会は表題の「Maxillofacial analysis」についてでした。
「Maxillofacial analysis」とは顔貌や骨格を含めた診断を行い、口腔内の治療に反映させる治療の診断法になります。
いわゆる全顎的な包括的な歯科治療を行う際には、前歯の位置やかみ合わせの平面及び高さ、位置や歯の形態、いわゆるガイドと言われる歯を横や前にずらしたときにどこの歯が当たるか、もしくはその角度が重要なのですが、それらの位置を決めて行く際に顔貌が参考になります。
前歯の位置の決定に顔貌や口唇は大きく影響しますし、かみ合わせの高さや位置も同様です。
その辺りをマイクロスコープを用いた歯科治療で著名な内山 徹哉先生に講義をして頂きました。
診査、診断は歯科治療において最も重要であると思っておりますので、凄く勉強になりました。
日々勉強していきたいと思います。
今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。
こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。
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2024/03/15
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
今月も新しい歯科用インプラントに関する論文を抄読いたしましたので掲載いたします。
一次創閉鎖の有無における歯周病感染性の臼歯窩におけるリッジプリザベーション:比較対照臨床試験
Title:Ridge preservation in periodontally compromised molar sockets with and without primary wound closure: A comparative controlled clinical trial
Author:Yiping Wei, Liping Zhao, Haoyun Zhang, Ziyao Han, Wenjie Hu, Tao Xu
Journal:Clin Oral Impl Res. 2024;35:131–139
PURPOSE
抜歯後の歯槽骨の吸収を最小限に抑える方法 としてリッジプリザべーション(ARP)が行われている。また、治療ガイドラインに関してARP 後の一次創閉鎖の必要性が特に議論の的となっている。本研究ではARP 後の一次創閉鎖の有無によって、硬組織の治癒に変化があるかどうかを調べた。
MATERIALS AND METHODS
重度の歯周炎のため大臼歯抜歯とその後のインプラント治療が予定されている患者が登録された。 患者は、新しい歯周病の基準によるステージ III または IV、グレード C の歯周病の基準を満たす。
本研究には、対象となる40 本の臼歯を持つ40人の患者が登録された。 20 歯をコントロールグループに割り当て、残りの 20 歯はテストグループに割り当てた。抜歯後、掻爬を行い、滅菌生理食塩水で洗浄した。
コントロールグループでは、ソケットは全層弁で剥離、2 つの減張縦切開を行うことで1次創閉鎖を得た。(図1)。
テストグループでは全層弁で頬側と舌側を2〜3 mm歯槽骨を露出させた。(図 2)。
どちらのグループでも、ソケットは Bio-Ossを移植しBio-Gideで被覆した。
テストグループでは、コラーゲンスポンジでカバーし、クロスマットレス縫合を行った。
術前および術後6ヶ月にプロービング深さ、歯肉退縮量、BOP、角化歯肉幅 (KTW) などの臨床パラメーターを計測した。
RESULTS
コントロール群は患者20 名 (平均年齢: 48.8 ± 7.7 年。 男性16名、女性4名)、テストグループは患者20名(平均年齢:48.9 ± 7.6 歳、男性15人、女性5名)であった。
X線写真分析により、頬側および舌側歯槽骨レベルが両グループで維持されていることが明らかになった(表2)。
寸法変化に関しては統計的に有意差はなかった。
表 3 は歯槽骨の三次元変化を示す。
コントロールグループとテストグループに体積変化の観点で統計的に有意な差はなかった。
表 4 は、6 ヶ月後の軟組織の変化を示す。テストグループと比べコントロールグループは角化歯肉幅が統計的に有意に1.08 ± 1.63 mmの減少した(p< .05)。テストグループは 平均 0.43±1.40 mm の 角化歯肉幅が減少した。
CONCLUSION
本研究において、ARP後の硬組織の変化 は一次創閉鎖の有無で同等であった。 しかし、一次創閉鎖を行わないARPは、創傷閉鎖を行ったARPよりも多くの角化歯肉幅が保存された。
抜歯をすると周囲の歯槽骨は吸収することが多いのですが、ARPを行うことで歯槽骨の吸収を減らすことが出来ます。
歯槽骨幅や角化歯肉幅はインプラント治療時に必要なので、保存がすることが大事になります。
今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。
こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
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2024/02/02
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
豊中岡町もとても寒いですね。
皆様体調いかがでしょうか?
さて先日私が理事を努めます歯科医師のスタディーグループであるCLUGPの定例会が開催されました。
今回の定例会は表題の「歯周組織再生療法の可能性」と「歯内療法の再処置法」についてでした。
「歯周組織再生療法の可能性」については歯周病専門医である井原 雄一郎先生による講演です。
歯周病の再生療法を治療するにあたり、自ら難易度を分類し、症例を提示しながらの講演でありとても刺激的で、勉強になりました。
歯周病の再生療法における分類分けを自ら考えるだけでなく、患者さん一人一人にしっかり向き合って治療手順を考えていることがよく分かる講演でした。
私もより、勉強し、考えることで治療結果を高めていけるよう精進したいと思います。
「歯内療法の再処置法」については同じく若手の理事である柳井 宗鋼先生による講演でした。
歯内療法は私も最も興味がある歯科治療における分野の一つで、若手の先生が考え、
しっかりした治療法を確立し、実践されているのを見て大変感慨深かったです。
お二方ともとても素晴らしい先生で、私もより一層頑張ろうと思えた1日でした。
今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。
こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
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2024/01/29
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
豊中岡町もかなり寒く、冷え込んでいますね。
風邪やインフルエンザが流行っております。
皆様ご自愛下さいね!
さて先日私が理事を努めます歯科医師のスタディーグループであるCLUGPの年次総会が大阪のブリーゼプラザ小ホールで開催されました。
今回の年次総会はAsia-Pacific Microscopic Dentistry Meetingと併会で、アジアでのマイクロスコープを用いた歯科治療の普及と発展を目的とした歯科医師による会合であり、今年も英語のみで発表を行うという形で開催されました。
日本におけるマイクロスコープを用いた第一人者である鈴木真名 先生の歯間乳頭再生術はとても美しく素晴らしかったですし、南昌宏 先生のマイクロスコープを用いた歯科治療や、歯科医師としての心構えを説いた講演はとても心に残りました。
戦禍にもかかわらず、ウクライナからNazariy Mykhaylyuk 先生にもビデオレクチャーにて登壇していただき、デジタルを用いた歯科治療はとても刺激と勉強になりました。
主宰である佐藤先生の症例も、いつもながら綺麗で、感銘を受けました。
日本だけでなく、中国、台湾、韓国とアジアの歯科医師の素晴らしさを感じれる1日となりました。
今年も丸一日、英語の歯科講演を聞くことで
海外の歯科学会に参加したような気分を味わうことが出来ました。
昨年に引き続き、英語が全く上達していない自分に嫌になります。
もっと勉強しないといけませんね。
今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。
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