ICEED歯科臨床コース受講(SPT・歯周病安定期治療) 「大阪府豊中市岡町の歯医者・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

まつもと歯科医院ブログ

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ICEED歯科臨床コース受講(SPT・歯周病安定期治療) 「大阪府豊中市岡町の歯医者・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

 

だいぶ暖かくなって参りましたね。

花粉も多いですが皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

さて先日表題のICEED歯科臨床コース(SPT・歯周病安定期治療)を受講いたしました。

SPTとはSupportive Periodontal Therapyの略称です。

保険治療で言うと歯周病安定期治療という名称になります。

歯周病は歯を支える骨が痩せてくる病気で、基本的には一度なると元には戻りません。

ただ常にずっと悪くなっていく病気ではなく、きちんと歯周病治療を行い、毎日のケアや定期的な歯周病治療を行うことである程度維持できることも分かっています。

歯周病治療が一度終了しても、一時的に病状が安定した状態にあるだけですので、継続的な歯周病治療が必要です。

また文献によるとSPT(歯周病安定期治療)を受けることで歯を失う本数が10年で1本程度に抑えられたというデータもあります。

歯を抜きたくない、歯科治療を出来るだけ少なくしたいと考えておられる方は是非ともSPT(歯周病安定期治療)をきちんと受けるようにして下さい!

 

 

 

また歯科疾患実態調査という大規模調査でも40歳くらいから歯を失う方が急激に多くなることが分かっています。

20代、30代の方が歯周病には関係がないと全く治療をしなければ、40代からの歯の喪失のリスクを抱えることになってしまいます。先ほども述べた通り、歯周病は一気に進むのではなく、気づかないうちに徐々に進行してしまうのです。

歯周病管理に関しては少しでも早く始めた方が良いですし、虫歯も含めた口腔内管理という意味合いでは子供のころからの予防歯科の概念がとても重要となっております。

 

 

またSPT(歯周病安定期治療)および残存歯数と医療費との関係とのデータではSPT(歯周病安定期治療)を年3回以上受診している方の年間医療費がそれ以外の方と比べて低い事や、歯が多く残っているほど年間医療費が低くなる傾向があることも分かっています。

 

 

 

費用対効果という観点でも、医療費節約という観点でもSPT(歯周病安定期治療)は効果的ですので是非うけられることをお勧めいたします!

 

今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。

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