CLUB GP 定例会 接着歯科に関する講演「大阪府豊中市岡町の歯医者・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

まつもと歯科医院ブログ

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CLUB GP 定例会 接着歯科に関する講演「大阪府豊中市岡町の歯医者・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

 

少しずつですがコロナの新規患者数が落ち着いてきておりますね。

ワクチンももうそろそろみたいですが、早く落ち着いた日常が戻ってくることを

期待しております。

 

さて先日表題のCLUB GP定例会の接着歯科に関する講演を拝聴しました。

私が歯学博士をとらせて頂いた時にお世話になった大阪大学歯科理工学教室の

今里聡教授のご講演がとても面白かったので記載したいと思います。

 

現在の歯科学において接着歯科はもっとも重要視されている分野の一つであることは

異論はないと思います。

虫歯になれば細菌感染を取り除くために歯質の削除が必要で、そこにあいた空洞に何か

を詰めたり、被せたりしないといけません。

 

小さな穴であればCR(コンポジットレジン)というプラスチック材料で詰め、

大きくなればインレーという金属やセラミックの詰め物、

もっと大きくなればクラウンという金属やセラミックの被せものが入ります。

 

ただプラスチック、金属、セラミックともにただおいただけでは歯にくっつきません。

セメントという接着剤で固定するのですが、これがいかにしっかり歯やセラミックなどの

材料と接着するかが重要なのです。

虫歯の原因となる細菌はとても小さいので少しでも隙間があるとそこから侵入し、

内部で虫歯を作ります。よっていかに歯との隙間が少ない精密なものを作るかが重要

なのですが、さらにその残った隙間をセメントで埋めるという作業が必要となります。

そのセメントも歯や詰める材料と接着していなければ隙間が生まれ、そこから細菌が

侵入します。

つまり歯や詰める材料としっかりつくセメントを用いることが2次カリエスにならない

ためにすごく重要となります。

 

今回はどのような材料に対してどのようなセメントを用いれば接着力が強くなるか

どのような処理や手順を踏めば有効な接着が得られるかをという部分で

様々なデータを提示して頂き、改めて理解が深まることが多かったです。

 

歯を長持ちさせるためには接着と言う概念は切っても切れません。

最新の機材、考え方の治療を行っていきたいと日々改善していきたいと

思っております。

 

 

 

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。
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大阪大学卒業 歯学博士 松本卓也