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まつもと歯科医院ブログ

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ICEED歯科臨床コース受講「長期予後を得るための支台歯形成ハンズオンコース」 「大阪府豊中市岡町の歯医者・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

 

寒い日が続きますね。

ここ数日、豊中でも朝の通勤時に車に雪が少し積もっているのをみかけます。

コロナもかなり増えているようですので、皆様体調には十分気をつけて下さいね!

 

さて先日表題のICEED歯科臨床コース受講「長期予後を得るための支台歯形成ハンズオンコース」を受講してまいりました。

支台歯形成とは歯を削って、セラミックなどの被せものや、詰め物が入るように歯の形態を整えることです。

この歯科処置は歯医者になって1年目からずっと行うものなのですが、とても奥が深く

いわゆる「匠の世界」というものに近いと思います。

コンマ1mmという細かい世界で、美しさや形態も求められます。

うまい歯科医師は1年目からすごく上手に削りますし、そうでない歯科医師は何年経ってもあまり上手でないこともしばしばあります。

もちろん一生練習すればある程度までは上手になります。

これを理論立てて説明を行える歯科医師は少ないですが、補綴専門医である大谷恭史先生はその一人であると思います。

今回はその大谷先生のハンズオンコースを受講してまいりました。

 

支台歯形成の要件としては

A、適度な軸面テーパー(TOC)の付与

B、十分な支台歯高径の確保

C、適切なクリアランスの確保

D、適切なフィニッシュラインの位置、形態

 

が挙げられます。

 

A、適度な軸面テーパー(TOC)の付与とは歯を削り過ぎて山のような形ではなく、緩やかな角度の台形に歯を削るという意味です。

角度を付けすぎると維持力が足らず、すぐ脱離するような被せものになってしまいます。

適切な角度(6度程度)で形成する必要があります。

 

B、十分な支台歯高径の確保

C、適切なクリアランスの確保

 

歯を削り過ぎては支えとなる歯が小さく、弱くなりますし、被せものも脱離が多くなります。

かといって削る量が少ないと被せものの破折などの問題が起きたり、審美的なセラミック治療は出来ません。

過不足なく削るということが必要で多くても少なくてもいけません。

 

D、適切なフィニッシュラインの位置、形態

虫歯の再発も防ぐと言う意味では最も重要なのが歯と被せもののフィットで、良好な被せものを作るには1筆書きのような滑らかに歯を1周するような形成が必要になります。

ここは精密歯科治療時には私はマイクロスコープを用い、しっかりチェックして歯を削っております。

 

このように単純に歯を削るというよりは、1本1本の歯に考えを持って歯科治療を行っております。

こういうこだわりを我々歯科医師は持ってやっております。

 

 

大谷先生は大阪大学の同期で、私が社会人大学院時代を過ごした大阪大学歯学部歯科理工学科でも同じ研究室、さらに彼はアメリカで開業していたのですが、日本に帰ってきてからも一緒に勉強をしている優秀な歯科医師です。

仲間が活躍しているのはとても嬉しいですし、私もより頑張ろうと思えます。

 

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。

「まつもと歯科」のホームページはこちら:

http://www.matsumoto-dentalclinic.jp/

 

「まつもと歯科」の矯正歯科専門ホームページはこちら:

http://www.matsumoto-ortho.jp/

ICEED歯科臨床コース受講(歯内療法のコンセプトと診査診断) 「大阪府豊中市岡町の歯医者・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

 

寒い日が続きますね。

休みが明け、仕事や学校が始まっていると思いますが皆様風邪を引いたりはしておりませんでしょうか?

そしてまたコロナが増えてきていますね。

感染対策をして、頑張っていかないといけませんね。

 

さて先日表題のICEED歯科臨床コースの「歯内療法のコンセプトと診査診断」を受講いたしました。

今回は歯内療法で著名な神戸良と黒瀬尚利先生の講義でした。

皆様「歯内療法」とはどのようなものかはご存知でしょうか?

「歯内療法」とはいわゆる歯の神経治療のことになります。

虫歯が大きくなると歯の神経まで細菌が侵入し、感染を起こします。

それが不可逆的に歯の神経にダメージを与えてしまうと歯の神経をとる歯科治療が必要となるのです。

 

では皆様。

歯の神経治療の成功率はどれくらいと思われますでしょうか?

「歯科治療で失敗なんてほとんどなく100%近いではないか?」

と思われがちなのですが、特に日本の場合全然違います。

良く出てくる歯科実験では次の様な結果が出ております。

 

 

「既根管治療歯」とは歯の神経治療を行った歯のことで

「X線透過像の出現」とは歯の根が膿を持っていることを示し、つまりは歯の神経治療がどれだけ失敗していたかを表しています。

ここから分かるのは下の前歯のみ成功率が6割程度、それ以外は5割~4割程度の成功率となります。

それくらい日本における歯の神経治療の成功率が低いと言うことが分かります。

先生によっては奥歯が神経治療になった時点で日本ではほぼ抜歯になるとまで言われる原因がここにあります。

 

次に歯の神経治療の世界的な成功率がどうなっているかと言いますと・・・

 

 

歯の神経治療をするのが初めての歯で膿がなければ90%、膿があれば80%、

神経の治療をされている場合の再治療の場合は70~80%、さらに歯の根の先が破壊されている場合でも40%となっております。

世界的には歯の神経治療の成功率は状態にもよりますが70~90%で、日本における50%以下と大きな違いがあることが分かります。

 

この差はどこから来るのでしょうか?

それには歯の神経治療に必要な要件が係わってきます。

 

 

歯の神経治療の失敗は細菌感染のよるものです。

よって無菌的な歯科処置が必要になり、ラバーダムという唾液が入らなくする処置が必須となります。

 

 

このラバーダムという歯科処置には保険点数がありません。

また可能な限り器具を使い捨てにするというのは費用的に保険治療内で行うのは難しいです。

世界的な歯の神経治療のスタンダードとしてマイクロスコープ(歯科医療用顕微鏡)や

NITIロータリーファイル、マイクロエキスカ、バイオセラミックシーラーを使用し

このような歯科材料は費用的に高額であり、なおかつ歯科治療に時間がかかります。

 

よってアメリカでの治療費は1根管が10万円ほどで、奥歯であれば30万円~40万円もの費用がかかると言われております。

当院でも精密根管治療は行っており、自費診療で55000円~88000円になります。

 

それだけ歯をしっかりと残すというのは難しく、まずは神経をとらないですむようにしっかりとメンテナンス治療を行って頂くことが重要かと思います。

皆様頑張ってメンテナンス治療に通って下さいね!

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。

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「まつもと歯科」の矯正歯科専門ホームページはこちら:

http://www.matsumoto-ortho.jp/

 

 

明けましておめでとうございます! 「大阪府豊中市岡町の歯医者・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

明けましておめでとうございます。

まつもと歯科 院長松本卓也です。

 

本日はとても寒いですね。

私は原田神社さんにお参りに行ってまいりました。

毎年元旦に伺い、昨年のお礼と、一年の歯科医院の無事をお願いをしております。

 

開業して13年目になりましたが皆様はもちろん、原田神社さんのおかげで無事やってくることができましてとても感謝しております。

 

今年は5日から歯科診療開始となります。

皆様また1年よろしくお願いいたします。

 

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
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今年も一年間ありがとうございました! 「大阪府豊中市岡町の歯医者・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

皆様こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

 

ここ1週間で豊中・岡町も一気に寒くなりましたが皆様お変わりございませんでしょうか?

 

今年は歯科医師としての個人的な目標を二つ達成することができました。

一つは日本歯科審美学会の認定医の取得です。

大阪大学大学院時代にお世話になった先生に薦められて入会した日本歯科審美学会ですが

なかなか歯科医院のほうが大変で学会発表等も出来ておらず

ここ数年で単位が取得でき、やっと認定医試験を受けることが出来ました。

 

無事合格し、日本歯科審美学会の認定医になり、達成感がありました。

 

もう一つはクインテッセンスという歯科専門誌に自分の症例が掲載されたことです。

こちらに関しては、歯医者になってからの(歯科医師歴18年目になります)目標であり

大阪大学での学生の時代から「こういうところに症例が載るようなすごい先生になれたらなあ」という強い憧れがあったので、今後の大きな励みになりました。

 

一つ一つ積み上げて作り上げていくという過程は歯科治療にも通ずるかと思いますが

私はそういうことが性にあっており、今後も継続して頑張りたいと思っております。

 

次は日本口腔インプラント学会の専修医、専門医に向けて頑張りたいと思います!

 

歯科医院としましては今年4月から大阪大学歯周病科から嶋谷先生が手伝いに来ていただき、歯科医院の力がだいぶ上がったと思います。まだ土曜日だけですが、来年4月以降は少し増やして頂けるとのことですので、益々素晴らしい仕事をしてくれると思います。

嶋谷先生も日本歯科歯周病学会の認定医を目指して頑張っておられ、来年4月からは5Dというスタディークラブで歯科研修に行くなど、すごく勉強熱心な先生なのですごく刺激になっております!

 

また今年は大阪だけでなく、東京や三重など遠方の先生からの患者様の紹介が増え、歯科医院の力が少しづつですがついてきているのかなと感じております。

 

来年もスタッフとともにさらなる上を目指してまた1年頑張っていきたいと思っております!

 

皆様今年もありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします!

 

2021/12/28          まつもと歯科 院長・スタッフ一同

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。

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「まつもと歯科」の矯正歯科専門ホームページはこちら:

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豊中市中桜塚ひだまり保育園での歯科検診 「大阪府豊中市岡町の歯医者・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長松本卓也です。

 

寒い日が続きますね。

年末ですが皆様体調は問題ございませんでしょうか?

 

さて先日私が園医を務めさせております豊中市中桜塚保育園にて歯科検診を行ってまいりました。

皆賢く、大きな口を開けて頑張ってくれました!

今後も虫歯なく、健康な歯並びになっていってくれたらなあと切に願います。

 

お父さん、お母さんが仕事や家事で忙しい中しっかり歯ブラシを頑張ってくれている証拠かと思います。

ご自身の歯もお子様の歯もどうぞ大事にして下さいね!!

 

歯科検診、口腔清掃、フッ素は歯を永く持たせるためにすごく重要な要素です。

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。

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